重力とのバランス療法とヘバーデン結節の転移仮説

笠原 巖



知っているようで、いまだ真実が見落とされている

へバーデン結節の時代が来ている

現代医療や柔整師、カイロ、整体、治療家、健康関係者にとって、あまりにも重要なことが見落とされているので、繰り返し訴えていかなければならない。

 まず、「へバーデン結節(全身性)」の(転移仮説)を知らない為、矛盾や疑問と共に、患者さんに大きな不利益(被害)を無意識の中で与えている。なぜなら、40歳以降の患者さんの半数以上は「へバーデン結節」が隠れた原因になっている人がなんと多いことか!それにも関わらず、これを見落とし、一般的な痛みと同じような施術をしているからである。これが長期間治療を受けたにも関わらず改善しない、納得できる内容でない。年単位でみると悪化させ、運動器系の障害に伴って、健康寿命を短くしている。「これには何かが不足している」。その答えがヘバーデン結節の全身性(転移仮説)なのだ。

 ヘバーデン結節は、手の第一関節(DIP)だけの変形でなく、その炎症物質(抗体)が血液やリンパ液に乗って、他のバランスの悪い関節にも新たな変形性関節症(炎)起こしている。また逆に「重力とのバランス」が悪い関節から発症している場合も多く見られる。この全身性をわかりやすく説明するため、やむなく「転移仮説」と呼んでいる。

 がんとは異なるが、その経緯はまるでがんの増殖や転移とよく似ている。多くの人に知らせたいというあせりもあって「転移仮説」と呼び、「全身性」であることの真実を伝え、施術が安全に行われる為の情報提供の活動を長年行っている。

 関節の炎症(変形)には、一般的なすり減り、摩耗、小さな捻挫の繰り返しでも起こる。また、関節リウマチや細菌、ウイルス、男性特有の痛風でも起こる。これらの炎症や変形は、医療機関で原因をすぐ特定でき、原因と症状が一致するので、どこでも標準的な治療法が行われている。

 しかし問題なのは、「へバーデン結節」が足やひざ、股関節、腰部、背部、頚部に起こった場合、歳のせい、老化、個人的原因不明の変形性関節症(炎)とされ、原因があいまいにされていることである。まさか手以外の関節に起こることなど想定していない。その為、最初の診断(判断)を誤り、改善に最も重要な90%の動ける固定がなされず、ほとんどの患者さんが年単位で悪化していく。最終的に手術をすればよいという、安易な考えをまずは正す必要がある。本文の目的は未病のうちに改善であり、その裏付けとなる「未病学問」の普及にある。

自分をごまかさない

「へバーデン結節」に対し知っているつもりになって、負傷の瞬間を特定できない痛みに対し、原因を曖昧にしたり、ごまかしてはいけない。徹底的に原因を納得するまで追求し、納得のいかないものに対しては、知っているつもりになってはいけない。

 「へバーデン結節」が隠れた原因となる変形性関節症(炎)は、手より先に遠い足から始まる、ひどい外反母趾「仮称:足へバーデン」がある。また、ひどい変形性膝関節症「仮称:ひざへバーデン」、変形性股関節症(臼蓋不全)「仮称:股関節へバーデン」、腰部脊柱管の狭窄症、分離症、すべり症などの「仮称:腰へバーデン」、ひどい側弯、首落ち猫背、身長の著しい短縮「仮称:背部へバーデン」、頚椎症などの多くが「仮称:首へバーデン」であり、関節リウマチがなければ、「へバーデン結節」の全身性(転移仮説)を疑うべきである。

 このような関節から始まり、最後に手の第一関節(DIP)に変形が起こってくる場合も多くある。手の指先は目につきやすいので、「へバーデン結節」という病名だけが先行し、手だけの変形という先入観にとらわれている。真実は手より先に他の関節から始まり、最後に手に現れる場合も多いのだ。ヘバーデン結節は小さな関節であっても、れっきとした「変形性関節症(炎)」であり、一見関係のなさそうな遠い関節に変形、関節破壊を起こしている。そもそも変形性関節症(炎)が手だけに起こることは医学的にもあり得ないはずだ。常識という先入観を捨て、あなたの良心に従って、へバーデン結節は全身性(転移仮説)を患者さんや周りの人に対し照合していただきたい。まずひどい外反母趾や様々な足の痛みとを関連付けて診ていただきたい。これまでのしがらみを超えて、未病改善が人類に、社会に役立つことを望む。この転移仮説とその照合を追求する行動の中に、どのような非難すべき点があるというのか、意図的に人々を傷つけたり、脅かしたりすることがどこにあるのか。これらの行動は、何の搾取も、何の権力欲、また何の自己顕示欲を求めるものでもなく、ただ、柔整師や治療家、それに健康指導者にとって、安全性を高めるとともに「伝統医療の革新」その進歩や発展を早める為に必要不可欠なことである。治療現場を忠実に描き、真実を伝えているだけである。未病に対する世界観を広めることを優先すること。

先入観からの脱出と行動 

 社会は本能的に未知のことや、理解できないものを恐れ、攻撃しがちである。たとえそれが人類に有益な内容であっても恐れ妨げようとする。古い考え、先入観の知識の中にとどまることで、安心感を求めてしまい狭い心の中にとどまっている。

人は、自分より知識が低いと思い込んでいる人から、新しい考え、真実を明かされることを潜在的に許せない人もいる。まるで、コペルニクスやガリレオをおとしめたようなものである。たとえ理解できないからといって見過ごしたり、先送りにし、原因をあいまいなままにしてはいけない。健康格差、不利益を与え続けるだけだ。あなたの良心からにじみ出る探求心を持って患者さんを追求することで必ず一致する。その行動を繰り返し追求することで理解が深まり、感動と共に真実が心に刻まれ、それはやがて実力へと変わっていく。

患者さんの心の叫び声が真実を訴えている

「へバーデン結節」の全身性または同時性(転移仮説)を最初から否定するのではなく、現場の真実を見つめ直し、何度も自問自答を繰り返し、自分の心に取り入れることだ。柔整師や治療家、健康指導者は常に新しい知識と技術を求め続けなければ、現場との差異が生じ、人生の意義や使命を見つけることは出来ず、無駄な時間を浪費するだけになってしまう。患者さんの心の叫び声、疑問、矛盾の声が真実を訴えている。聞く耳を持つのだ。真実は未来を明るくする原動力になる。

 「へバーデン結節」の全身性または同時性、この転移仮説の知識が身につくと、感動と共に自分のすべきことは何か、魂の目的や使命を思い出し、それはやがて「奉仕」の心へと変わり、多くの人に知らせたい、人として人を治したい、助けたい、社会に役立ちたい、という自分でも抑えきれない魂の叫び声が湧き起ってくる。それは知識の向上と共に人格の一部となり、あなたの資質が高まったということである。ここにこそ、コロナ後の医療従事者、看護師、柔整師、鍼灸マッサージ師、介護福祉士、整体師、カイロ、スポーツトレーナーなどの治療家、さらにはヨガ、体操教室、靴屋、シューフィッターなどさまざまな専門分野の健康指導者としての在り方があるのだ。変化の時代にこれをもって適応していくのだ。

●ヒポクラテスのことば

 「人間は自ら治す力を持っている。真の医療とは自然治癒力を発揮させることであり、医術者はこの自然治癒力が十分発揮される環境条件を整えるだけである」「医術者であると同時に哲学者であれ。哲学の中に医術を、医術の中に哲学を織り込まなければならない」

(つまり、医学と哲学は同じものであるとヒポクラテスは説いている)

●ソクラテスのことば

「無知は罪なり、知は空虚なり、英知持つもの英雄なり」

(つまり、知識として知っているだけでは意味がなく、行動を起こしてこそ成功者になれる)

●ガンジーのことば

 「誰にも真実が理解されないからと言って、真実が誤りとはならない」

(つまり、新しい考えは常に未知のことを恐れる人たちの抵抗が伴う)

●「あしけん」カサハラのことば

 「真実はまず仮説、仮称から始まり、その再現性を繰り返すことで、やがて立証されていく」

(つまり、新たな発想や価値創造を図ることが、健康においても必要。未病学問の確立をもって、伝統医療の革新を目指す時代)


重力と施術とを切り離してはいけない

これまでのコラム(文章)が心に残った、また目に止まったという感覚は決して偶然ではなく、あなたが本能的に求めていたことがあったからなのです。

あなたは施術の道を目指した時から既に人類に、そして社会に役立とうとする目的を持っていたのです。

たとえ、短い文章の中であっても、「心に残った」「目に止まった」ものが必ず幾つかあったはずです。心に響くような感覚があったらそれを見過ごしてしまうのではなく、その文章について考察し、また時間をおいてから再び考える、という素直な姿勢が大切なのです。このことを真に重要と思うか否かで施術者の未来は分かれるのです。現状維持であってはならないのです。今、その勝負の分岐点の中にいるのです。施術者として勝つための大切な分岐点とは以下の3つのことを知ることなのです。

1、「重力とのバランス医療」

2、「ヘバーデン結節の全身性(転移仮説)」

3、「90%の動ける固定」

今後の施術者にとって必要不可欠なこの「3つの根本理論(未病学問)」を知ろうとする時、頭から否定するのではなく、その文脈からにじみ出る思い、「施術者を護る者の声」を感じ取り、自然界と人間の体は重力の基では同じ「力学的構造体」だという哲学とプライドと共に知識度を高め、自分の中に定着させることが大切なのです。決して「惰性や漫然治療」であってはならない。そして、重力と施術とを切り離してはなりません。

地球は「重力」によって成り立っている。その中に住む人間も「重力」によって生かされている。これに気付くことです。人間は「重力の強弱」によって、「運動器系」「神経系」「代謝系」の障害が発生する人と、また健康な人とに分かれます。バランスの悪い関節には過剰な重力(負荷重)が強く繰り返され、障害が発生しています。一方、バランスの良い関節はこれを吸収・無害化することができます。

あなたは今後、特にコロナ以降、施術者として生きて行ことするとき、必ず前記の1、2、3が必要となります。自分自身の実力を知る、そして自分の使命とは何かを考える。

施術者の目的意識はそれぞれの環境条件によって早い遅いがありますが、心に残った文脈、目に止まった一行があったなら、それは自分の使命に目覚め始めたということなのです。「重力とのバランス医療」(未病学問)は施術者を護る者の声、治療家の学問書として日本から世界に伝えて頂きたいと思っています。

①施術者を護る者の声を聞く!

●患者さんの80%以上が負傷の瞬間を特定できない痛みや損傷(未解決)

●この未解決の問題を解決するところに柔整師の新たな社会的役割があり、ここに「自由診療」と「施術範囲の拡大」、「発展」がある。

【解決すべき問題点】

痛みや損傷を起こす人と起こさない人との差を追究しないのは空論であり、伝統医療の落ち度

Ⅰ、見落とされている「重力とのバランス医療」(未病学問/新柔整学問)を学ぶ

●宇宙飛行士、共通の言葉から「重力の威力、その凄さ」を知る。

●地球も人間も重力によって生かされている、健康は重力の強弱によって決まる。

●有効性は、「足と健康との関係」から痛みや損傷を起こす人と起こさない人との差を「重力とのバランス」で矛盾なく説明できる。

Ⅱ、見落とされている「ヘバーデン結節(変形性関節症(炎))」の全身性を「転移仮説」で学ぶ(これを知らないと判断ミス。患者さんに不利益を与えてしまう)

●治療現場を思い出すと、治らない、改善しない、慢性化している、逆に悪化するなどの、患者さんのほとんどに「ヘバーデン結節(変形性関節症(炎)」の全身性が隠れた原因となっていることが分かる。そして、「複数の関節が同時に痛む」という事実がある。

●有効性は、同じ施術をしたにも関わらず、改善する人と逆に慢性化や悪化する人との差を「ヘバーデン結節の転移仮説」で矛盾なく説明できる。

Ⅲ、見落とされている「90%の動ける固定法」を学ぶ

●人間はもともと「固定」をすれば、改善するように最初から造られている。「固定」で改善した、治した、という感動や経験不足が柔整師の迷いである。「固定」を施術の出発点とする。

●有効性は、「いつ頃良くなる」といえない悩みを解消。改善する人と改善しない人との差を90%の固定で矛盾なく説明できる。

足関節の固定
ひざの固定
股関節・腰の固定

②施術者の未来を明るくするビジネスの創造であなたの才能を開花させる

時代にあった「技術」と「知識」と「物販」で、『癒し行為』との差別化を図り、新たな施術者の在り方(イメージ像)と新たに役割を社会に認知させることが重要。

Ⅰ、新しい【施術】の提供(専門性と差別化)

部分的(ミクロ的)に診るのではなく、全体的(トータル的)に診る時代に変化している。40歳以降は「ヘバーデン結節」(変形性関節症)の全身性を加えた施術が必要である。

足裏から患部や全身を「重力とのバランス」で歪み(ズレ)を整え、「血行促進」と「90%の固定」で自然治癒力を最大限に発揮させる。

足のトラブル専門 足裏バランステーピング法とフットケア整体(足から全身)

テーピング前
テーピング後

Ⅱ、新しい【理論】の提供(地域でのセミナー活動)

「真実の学び」はやがて「奉仕」へと心が変わる。変化する時代こそ、「自然界の法則」を学び、原点に戻る。ヒポクラテスの言葉で軌道修正する。

人前で話すのが苦手な内気な人であっても真実を知ると、胸の奥底に潜んでいた純粋なエネルギーが沸き起こる。「人として人を治したい」「人として人に知らせたい」「社会に役立ちたい」という押さえられない魂の叫び声が起こり、その力が全ての原動力につながる。

Ⅲ、【特許商品】の提供

機能性に優れた良い商品・物販は良い人の輪ができ、見込み客から常連客(集客)へと導くことができる。

来院時の効果だけではなく、自宅に居る時も「重力の負担を軽減させる」固定力サポーターで効果を持続させることが重要。


成功している人はいつも新しい考えを先取りしている

今まで、足は「足」、体は「体」、と医療や健康法が別々に行われてきましたが、終わりに近づいています。「足」と「体」を別々に診ていたのでは伝統医療の革新はおろか、民間療法、様々な健康法の進歩も遅れ、マンネリ化してしまいます。

家が傾いたら誰でも土台(基礎)を見て、土台(基礎)から正していく、という考えを本能的に持っています。また、積木を高く積んでいく場合、最初の1段目が傾いていると、その上部は反対側に歪んだりズレたりします。更に、その上部も歪んだりズレることにより、崩れないようにします。

これと同じ「力学」が人間にも働いています。足裏に外反母趾、浮き指、扁平足などの異常があると重心が踵に片寄り、その左右差を伴って人間の土台となる足裏が不安定になり、これに比例して体に歪み(ズレ)が起こります。

① まず最初に、体に歪み(ズレ)が起こる原因は足裏の不安定に比例していることを知る必要があります。

② 次に、人間は建物や積木と違って『歩く』という動作が加わり、歩くたびに足裏からの介達外力が歪み(ズレ)の大きい部分に過剰に伝わり、時間経過を伴ってすり減り、変形が起こっていることを知らなければなりません。

③ 最後は、日常生活の中で気付かないうちにこれを反復することで負傷の瞬間を特定できない痛みや体の不調が起こっているという‟重力とのバランス医療“「過労性構造体医学」を知ることです。

負傷の瞬間を特定できない痛みや不調に対し、部分的(ミクロ的)に細胞レベルで診たり、画像診断だけで診るのではなく、全体的(トータル的)に診る時代へと変化しているのです。全体的(トータル的)に診るとは、人間の土台『足裏』から患部や全身を『重力とのバランス』で診る、そして治療法は『90%の固定学』を用いることです。

次に、新しい考えを先取りする、ということは手の「ヘバーデン結節(変形性関節症(炎))」が遠く離れた足、ひざ、腰部、背部、頚部にも転移し、原因不明の新たな変形性関節症(炎)を起こしているという「転移仮説」の考えを知らないと、今後すべての医療行為、伝統医療、民間療法、健康行為が成り立ちません。それほど多いのにもかかわらず見落とされ、盲点となっているからです。今後、最も新しい考え方や重要な知識として学ぶ必要があるのです。

例として、様々な足の痛み、悩みで専門医を尋ねる人のほとんどが、実は手の「ヘバーデン結節」が遠い足に転移した、ひどい外反母趾「仮称:足ヘバーデン」、または「仮称:外反カサハラ結節」なのです。分かり易く説明すると、40歳からの外反母趾は「仮称:足ヘバーデン」または「仮称:外反カサハラ結節」だったということです。

そのため、今、フットケア、足専門が重要視されているのです。

全ての治療家は人間の土台『足』から患部や全身を『重力とのバランス』で整え、90%の固定をすることで自然治癒や(自己治癒力)を最大限に発揮させるための条件を整えることが必要です。これにより、「足から未病」のうちに改善し、要介護者を減らすと共に、健康寿命の延伸が可能となるのです。この『足と健康との関係』も、“あしけん大学”で教えています。


コロナ後の成功条件は「宇宙から健康を考える」(126号掲載)

宇宙飛行士の言葉が伝統医療の革新を予測している。

「宇宙から青い地球を見た時、感動した。しかしもっと感動したことは、地球に帰還した時に感じた『重力の威力、その凄さ』だった」

「人間は重力によって生かされている。日々の生活は重力で成り立っている」

「健康、未病のヒントは宇宙にある、健康は重力の強弱で決まる」と言っている。

その重力とのバランスを一番多くコントロールしているところが、人間の土台「足」である。今、その足裏に外反母趾、浮き指、扁平足、40歳以降では手のヘ「バーデン結節」が遠い足に発症した、ひどい外反母趾「仮称:足ヘバーデン(外反カサハラ結節)」が起きている。人間の土台、足裏の異常(不安定)に比例して、身体に歪み(ズレ)が発生し、ここへ踵からの介達外力が強く伝わることで、負傷の瞬間を特定できない痛みや関節損傷(擦り減り)が起こっている。この「足裏と健康との関係」を重力とのバランスで解明した理論が「過労性構造体医学」である。

「あしけん大学」では、医師の監修を基に、次の3つをテーマとし知識の高度平均化を目指している。

①「宇宙から健康を考える」とは

絶対的無重力の支配下にある「宇宙」と、絶対的重力の支配下にある「地球」とを比較することで、隠れていた本当の原因を知ることができる。その効果は思い当たる原因がないにも関わらず、痛みや関節損傷を起こす者と起こさない者とに分かれる、この『差』を学ぶことができる。

②手の「ヘバーデン結節」が遠く離れた足、ひざ、腰部、背部、頚部に転移し、原因不明とされる「変形性関節症(炎)」を起こしているという真実「転移仮説」を提唱している。

●その効果は同じ治療をしたにも関わらず、改善しないで逆に年々悪化していく者と早く改善する者とに分かれる、この『差』を「転移仮説」で学ぶことができる。

③患者さんに「改善する・いつ頃良くなる」と言えない悩み、その理由は固定をしない治療で終わるからである。

新鮮な損傷と過労性の損傷、変形性関節症(炎)とを比較した場合、どちらも細胞損傷の事実とその程度(キズの深さ)は同等である。

根本治療には90%の固定学を用いなければならない。

●その効果は重力の負担度(破壊力)より、安静度(治癒力)が上回る「90%の固定」で改善できる。人間はもともと固定をすれば改善するように最初から設計されている。持続可能な改善法を学ぶことができる。

『差』を追究しないのは空論であり、落度である。成功の条件は現場の真実に沿った施術が必要。「足から未病」のうちに改善し、要介護者を減らすと共に「健康寿命の延伸」を図ることが目的である。

いつの時代も、どんな時代であっても、少しだけ勇気のある者が新しい知識(アイデア)を先取りすることによってのみ成功しているという、この事実をより強く直視しなければならない時代です。

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